MJセレクトによる怪獣映画!!(チラシより)
みうらじゅんをMJと呼んでいいのかどうか謎なところですが
池袋の新文芸坐であった『第一回みうらじゅん映画祭』に行ってきました。
オールナイトの上映なので23時スタートというお子様は寝る時間。
みうらじゅんさんと佐野史郎さん『ガメラ 大怪獣空中決戦』『ローレライ』『日本沈没』などの監督で有名な樋口真嗣監督によるトークショーを観てからの上映。
撮影はOKとのことで記念にぱちり。

昔の文芸坐では、映画の上映中に三脚を立ててみんなが写真なんかを撮ってるというのに驚き。当時は非常にゆるかったというか、まぁおおらかな時代があったのね。
佐野史郎が無類の特撮好きで、上映される獣人雪男に対する熱いこだわりは、氏がでているゲハラを凌ぐんじゃないかという勢い。
少しよっぱらった樋口監督が、来場者プレゼントを配るときに、『好きな特撮映画は?』『ウルトラマン?』『ウルトラマンのタイプはABCどれが好き?』とすげーつっこんだ内容まで聞いて圧迫面接みたいになってるのが面白かった。
NHKのスポンサーで撮った特撮映画「長髪大怪獣 ゲハラ」のDVD&ブルーレイ発売記念イベントだそうで、ディレクターズカット版を上映。

予告編はこんな感じ

ゲハラの特設ページは
こちら
とりあえず所感としては、過去をリスペクトしつつ、現代に落とし込んで、良い具合に緩いのが楽しかった。
後ろに近代的なドームがあって、手前で逃げ込んでる人がいるんだけども、今時どこで使ってるんだというネコ車を引いてたり、
手前には黒電話があるんだけど、バックは液晶ディスプレイがあったりと、良い意味でおかしい。

次に観たのは佐野史郎もオススメの『獣人雪男』
とりあえず詳細はめんどいのでここ参照

1955年、『ゴジラ』、『透明人間』、『ゴジラの逆襲』に続く、戦後の東宝特撮第4作。
宝田明が若い!そして問答無用のイケメン
放送禁止用語が入ってたりして、今はDVD化が相当困難な作品らしいが、見所は雪男の造形と、集落の娘チカ(根岸明美)のミニスカ。
今でも中々お目にかかれないような、あずみもびっくりの
ミニスカっぷりはやばい、膝上25センチはありそう。
スキーで遭難した同僚を助けるため、秘境に入り、
雪男を崇拝する集落にたどり着いた主人公飯島。そこで
出会う娘チカとのロマンス・・・に入り込むはずが、そんなカラミはほとんど見せず。この辺の恋愛描写不足は終盤まで続く。この辺の下りは昔観た、菅原文太、丹波哲郎、三原葉子の『女奴隷船』に通じるものがあった。
特撮技術は大御所、円谷英二。雪男の子供を殺された怒りで悪徳商人を突き落とすシーンの迫力はすごかった。
性に対して相当今程開かれていない1955年に、これだけのミニスカが拝めたというからには、当時映画館で観ていた思春期の少年達にとって根岸明美には相当お世話になったんだろうと妄想。
そして最後は『フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)』
1965年放映された映画。

詳細はまたしてもここ
ドイツから戦時中渡ったフランケンシュタインの心臓が日本の広島へ。そして核爆弾が落ち、15年後・・・という設定。
こういう設定をみると改めて、怪獣映画は日本の戦争や高度成長を
如実に反映した映画なんだなぁとしみじみ。
その後浮浪児として育ったフランケンシュタインは、日に日に巨大化していき・・・という内容。
途中ジェームス・ボーエン博士ことニック・アダムスと戸上博士こと水野久美が、部屋で食事をするシーン。
みうらじゅんが「こいつら絶対やってるな」と子供ながらに想像してしまう程、部屋にこけしが大量にあるのを観て笑ってしまった。
それと時を同じくして、秋田の油田から出てくるバラゴン。
住民を容赦なく襲う。
1965年台は山でも琵琶湖のフェリーでも、とにかくゴーゴーを
踊っているのかというくらい、とにかく若者は踊ってるなど
当時の風俗などが観れて面白い。
日本アルプスの山中で対峙する巨大化したフランケンシュタインと
バラゴン。
熱光線を放つバラゴンが有利で卑怯じゃねえか?と思いきや、
着ぐるみに対し、徒手空拳で挑め、相当素早いスピードで
立ち回るフランケンシュタインをみて、まぁどっちもどっちかと思いながら観る。
善玉のフランケンシュタインが勝利!
そして大団円!
と思いきや
そこに全くそれまで、話題にも伏線も張られていない
大タコが出現!
( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚)
博士『あれは・・・タコじゃないか?』
まるで永パ防止(ゲームにおいてある一定の行動を繰り返し半永久的にゲームを続けることが出来ないようにする)の様に謎のタコが出現。フランケンシュタインの攻撃はほとんど効くことなく、圧倒的な強さで湖に引きずり込まれていく。
そしてフランケンシュタインとタコは水の中へ。
画面に「終」の文字。
いやぁ、予想外とはまさにこういうことを言うんだな。
昔の映画は結構、ストーリーの「結」を見せることなく
時間が来たら問答無用で終わるものが多いが、ここまで
話を強制的に終わらせられたのも観たことがない。
そして自分的に一番驚きだったのは
ニックアダムスの声が吹き替えなんだけど
この声を当てたのが、「納谷悟朗」。
そしてその演技がとんでもなく映画とマッチしてて、
声優ってのはすげーなと思いました。
1960年代の声優を知る上でもとても貴重な映画でした。

第二回があればまた行きたいなぁ

shirow未分類
MJセレクトによる怪獣映画!!(チラシより) みうらじゅんをMJと呼んでいいのかどうか謎なところですが 池袋の新文芸坐であった『第一回みうらじゅん映画祭』に行ってきました。 オールナイトの上映なので23時スタートというお子様は寝る時間。 みうらじゅんさんと佐野史郎さん『ガメラ 大怪獣空中決戦』『ローレライ』『日本沈没』などの監督で有名な樋口真嗣監督によるトークショーを観てからの上映。 撮影はOKとのことで記念にぱちり。 昔の文芸坐では、映画の上映中に三脚を立ててみんなが写真なんかを撮ってるというのに驚き。当時は非常にゆるかったというか、まぁおおらかな時代があったのね。 佐野史郎が無類の特撮好きで、上映される獣人雪男に対する熱いこだわりは、氏がでているゲハラを凌ぐんじゃないかという勢い。 少しよっぱらった樋口監督が、来場者プレゼントを配るときに、『好きな特撮映画は?』『ウルトラマン?』『ウルトラマンのタイプはABCどれが好き?』とすげーつっこんだ内容まで聞いて圧迫面接みたいになってるのが面白かった。 NHKのスポンサーで撮った特撮映画「長髪大怪獣 ゲハラ」のDVD&ブルーレイ発売記念イベントだそうで、ディレクターズカット版を上映。 予告編はこんな感じ ゲハラの特設ページは こちら とりあえず所感としては、過去をリスペクトしつつ、現代に落とし込んで、良い具合に緩いのが楽しかった。 後ろに近代的なドームがあって、手前で逃げ込んでる人がいるんだけども、今時どこで使ってるんだというネコ車を引いてたり、 手前には黒電話があるんだけど、バックは液晶ディスプレイがあったりと、良い意味でおかしい。 次に観たのは佐野史郎もオススメの『獣人雪男』 とりあえず詳細はめんどいのでここ参照 1955年、『ゴジラ』、『透明人間』、『ゴジラの逆襲』に続く、戦後の東宝特撮第4作。 宝田明が若い!そして問答無用のイケメン 放送禁止用語が入ってたりして、今はDVD化が相当困難な作品らしいが、見所は雪男の造形と、集落の娘チカ(根岸明美)のミニスカ。 今でも中々お目にかかれないような、あずみもびっくりの ミニスカっぷりはやばい、膝上25センチはありそう。 スキーで遭難した同僚を助けるため、秘境に入り、 雪男を崇拝する集落にたどり着いた主人公飯島。そこで 出会う娘チカとのロマンス・・・に入り込むはずが、そんなカラミはほとんど見せず。この辺の恋愛描写不足は終盤まで続く。この辺の下りは昔観た、菅原文太、丹波哲郎、三原葉子の『女奴隷船』に通じるものがあった。 特撮技術は大御所、円谷英二。雪男の子供を殺された怒りで悪徳商人を突き落とすシーンの迫力はすごかった。 性に対して相当今程開かれていない1955年に、これだけのミニスカが拝めたというからには、当時映画館で観ていた思春期の少年達にとって根岸明美には相当お世話になったんだろうと妄想。 そして最後は『フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)』 1965年放映された映画。 詳細はまたしてもここで ドイツから戦時中渡ったフランケンシュタインの心臓が日本の広島へ。そして核爆弾が落ち、15年後・・・という設定。 こういう設定をみると改めて、怪獣映画は日本の戦争や高度成長を 如実に反映した映画なんだなぁとしみじみ。 その後浮浪児として育ったフランケンシュタインは、日に日に巨大化していき・・・という内容。 途中ジェームス・ボーエン博士ことニック・アダムスと戸上博士こと水野久美が、部屋で食事をするシーン。 みうらじゅんが「こいつら絶対やってるな」と子供ながらに想像してしまう程、部屋にこけしが大量にあるのを観て笑ってしまった。 それと時を同じくして、秋田の油田から出てくるバラゴン。 住民を容赦なく襲う。 1965年台は山でも琵琶湖のフェリーでも、とにかくゴーゴーを 踊っているのかというくらい、とにかく若者は踊ってるなど 当時の風俗などが観れて面白い。 日本アルプスの山中で対峙する巨大化したフランケンシュタインと バラゴン。 熱光線を放つバラゴンが有利で卑怯じゃねえか?と思いきや、 着ぐるみに対し、徒手空拳で挑め、相当素早いスピードで 立ち回るフランケンシュタインをみて、まぁどっちもどっちかと思いながら観る。 善玉のフランケンシュタインが勝利! そして大団円! と思いきや そこに全くそれまで、話題にも伏線も張られていない 大タコが出現! ( ゚д゚) (つд⊂)ゴシゴシ (;゚д゚) (つд⊂)ゴシゴシ   _, ._ (;゚ Д゚) 博士『あれは・・・タコじゃないか?』 まるで永パ防止(ゲームにおいてある一定の行動を繰り返し半永久的にゲームを続けることが出来ないようにする)の様に謎のタコが出現。フランケンシュタインの攻撃はほとんど効くことなく、圧倒的な強さで湖に引きずり込まれていく。 そしてフランケンシュタインとタコは水の中へ。 画面に「終」の文字。 いやぁ、予想外とはまさにこういうことを言うんだな。 昔の映画は結構、ストーリーの「結」を見せることなく 時間が来たら問答無用で終わるものが多いが、ここまで 話を強制的に終わらせられたのも観たことがない。 そして自分的に一番驚きだったのは ニックアダムスの声が吹き替えなんだけど この声を当てたのが、「納谷悟朗」。 そしてその演技がとんでもなく映画とマッチしてて、 声優ってのはすげーなと思いました。 1960年代の声優を知る上でもとても貴重な映画でした。 第二回があればまた行きたいなぁ